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神門  拓 ビジネスの課題を解決へ導く エネルギーに満ちた稀有な存在


神門 拓 (こうど たく)
株式会社プロフェッショナルパートナーズ

ライフチャート
●プロフィール
1978年福井県生まれ。自由を絵に描いたような性格で、生意気に育ったという子ども時代を経て、九州大学法学部に進学。学生ベンチャーで経営を体感し、「都会でありながら、心の距離がちょうどいい」と感じた福岡に定住。緻密な戦略を組み立てつつ「面白いことをしたい」をポリシーに、仲間4人と、経営者や企業の課題を解決する専門家集団として会社を設立する。問題解決に向けて法務・財務・人事・マーケティングの視点を組み合わせて「最良の選択」を提示できる、柔軟な発想力のある若手経営者として、注目の一人。
●ヒストリー
 

下剋上を素で行き天下を
高校では特別ルールで勉強

――神門さんも、島田さんと同じ福井県出身なんですね。苗字も珍しくていらっしゃいます

「まず、誰にも読んでいただけません。だから、名刺はあえてひらがなで作ってます」

――どんなお子さんだったんですか?

「いやー、今の自分から見ても生意気なガキでした。遠慮がなく、礼儀を知らない。ズケズケものを言うから、幼稚園の時に、小学校5年生の先輩にいじめられました。だから、登園拒否になっちゃって。」


――登園拒否ですか、初めて聞きました(笑)

「その後、いじめっ子が卒業したので、一瞬平和になりました。けれど、いじめられ癖がついて、小学生になったばかりの時はガキ大将的な子からいじめられました。ただ、体格はよかったので、殴られても反撃して逆にやっつけました。これが人生初の下剋上です(笑)」
「あと、何もない田舎だったので、遊びには創意工夫を凝らしてました。山を探検したり、川でドラム缶を組み合わせていかだを作ってみたり。秘密基地なんかはいくつも作りましたね。秘密基地なので敵から襲われないようにいくつも罠をはったり(笑)。」

――(笑)中学校に上がってから、何か変化が?

「中2の頃、どかーんと成績が下がったんですよ。勉強の仕方を知らなかったので、通用しなくなってきたんです。何をどう勉強したらいいのか本当に悩みました。自分なりに方法を確立して勉強をするようになり、中3の夏には成績アップ。トップをとりました。これが2回目の下剋上でしょうか。
ただ、これでペーパー試験がむなしくなりました。高校は進学校だったんですが、『勉強、勉強』という空気感が嫌いで。テストの成績だけで序列をつけるのは、ちょっと違うだろうと。だから、中間試験や期末試験などに対しても斜に構えていて赤点をギリギリクリアできるところまで書いたらあとは白紙、『大学入試さえ通ればいいんだろう』と考えてました。」

――クラスの中では、どんな存在だったんですか?

「予習もほとんどして行かなかったので、先生が僕に対する対策を考えてきて、2年生の頃から、黒板の一部に『神門コーナー』ができました」

――なんですか、それ?

「僕だけその場で課題を与えられるんですよ。それを黒板に即興で解かなければならない。それが難しいので、何かしらの回答を出せるよう、必死で考えてました。毎回みんなの前に立たされて解いてますのでホントに必死ですよ(笑)今思えば、「未知の問題に対する解決と現場思考」というアプローチの片鱗はあそこで生まれていたのかもしれません。」

型破りな行動で周囲を圧倒
学生ベンチャーでビジネスを体感

――いよいよ大学受験。

「もともと福岡は街のサイズ感、海の近さから惹かれていました。そこで、進学は東京の大学に行くか、福岡に行くかで迷ったんですが、親が『どこに行っても仕送りは同じ金額』と。だから、福岡は物価も安くて生活しやすいし、通学にも時間をあまり取られない。可処分所得と可処分時間を考えると福岡の方が効率的に学生生活を送れそうだと思い、九州大学法学部に進学しました。」

――大学でも、いろいろあったんですか?(笑)

「授業が面白くなくて。それに、学生が全然アクティブじゃないのは残念でしたね。大学生ですよ、いろいろやろうよと思って、1年の春に『アメリカ横断してみよう』。1年の夏には、東京で『総理官邸に行こう』。実際、総理官邸にお邪魔して副官房長官に会ってきました(笑)。そして3年生の時に『会社をつくろう、起業しよう』になりました」

――なんだか、普通の大学生ではないですね。

「ちょうど、会社法の勉強中で、実際にビジネスをした方が、実践的に学べることが多いんじゃないかと思ったんです。そこから、学生ベンチャーを設立。半端な法律の知識とHPだけで、仕事していましたが、当時は学生ベンチャーがまだまだ珍しかったため、中小企業の社長さんたちに本当に可愛がっていただきました。
 時代はちょうど、リストラ最盛期の2000年の頃。人件費を削るための解雇が多い時期でした。そこで、仕事になったのが、労使トラブルにならないように、次の就職先をきちんと紹介した上で勤務先の会社をスムーズに辞めていただくというスキームでした。また、必要な人材を複数の会社でシェアリングするという方法も行っておりました。これらは大手の人材派遣・紹介会社がサポートしてくれたので、うまく人を繋ぐことができました。
 ここで生のビジネスを体感したことは、とても大きかった。契約書を作ったり、法的な調査をしたり、弁護士にヒアリングして検討したり。そのプロセスや段取りをひとつひとつ、丁寧に踏むことは、今の仕事にも生かされています」

――貴重な経験でしたね。

「ただ、ビジネスに触れてみて初めて、力不足・知識不足を痛感。もっと知識をつけたいと思い、法科大学院に進学しました。最後に受けた全国模試では、5000人中9位という成績だったんですよ。これで司法試験も大丈夫だなと思ってました。ところが、いざ試験という日の前日に、福井の実家が全焼…」

――えー!!!

「こうなると、もう自分は、この試験を受けるべきじゃないんだろうなと思いましたね。それに、試験勉強にも飽きちゃって(笑)。それで、パートナーの弁護士たちと組んで再度事業を始めたんですよ。」

 

知的好奇心を存分に生かし
経営者を多方面からサポート

――すごい展開でしたが、今はどういう形に?

「私は人の独自資源を組み合わせて新たな事業モデルやサービスの形を作ったり、枠にとらわれない多角的な視点で問題解決へと導くことが得意です。例えば、5人くらいスタッフがいるレストランで不当解雇の問題が生じたケースがあります。不当解雇のトラブルは弁護士事務所のコンテンツで解決できますが、この場合、人が減るのだからキッチンオペレーションが回らなくなります。そこで、メニューを絞って少ない人数でも回せるオペレーションを構築して時間を稼ぎつつ、新しい人材を探す。新しい人材を探すにしても、どのような人材が欲しいのか(接客担当が欲しいのか、料理担当が欲しいのか、バックオフィス業務担当が欲しいのか)をはっきりさせた上で採用活動をしないとミスマッチが生じてしまい、採用コストと時間がムダになってしまいます。
また、いい人材を採用できて正社員等にする場合、せっかくだったら助成金も取りたいですよね。その提案とサポートもセットで提供しております。
そして、必要な人材を確保して多くのお客様を受け入れる体制が整ったら、広告・集客を強化してお客様・売上を増やすという戦略が取れます。そこも弊社のサービスとして提供しております。さらに、売り上げ・利益が上がった場合、次の店舗展開のための資金調達や税金に対する準備も必要になりますよね。そこも対応することができます。
 事業はひとつの事象に連動していろんな事象が発生していく。それを予測して動いていかなければなりません。例えば弁護士は不当解雇の問題を解決しても、その後の人材不足の部分までは視野にいれておりません。彼らはトラブル解決の専門家であって人材不足解消の専門家ではないから、そこまで求めるのは無理な話です。しかし、人が減れば人手が足りなくなるのは当然ですよね。弊社の特長としては、次に起こる事象を想定しつつ、一貫性のある経営戦略に基づいたサービスをワンストップで提供できるような体制を整えています。」

――具体的には?

「事業者の抱える問題は大きく分けると法務・人事・財務・マーケティングの4つになります。これに対して、弁護士・会計士・税理士・社労士・心理士・マーケティングの専門家・人事組織開発コンサルタントといった専門家が一貫した経営戦略の下でチームを編成し、対応できるようにしています。さらに、各専門家もただつながっているだけではダメで、「お客様に最良の選択肢を」「仕事を面白く楽しむ」という理念・価値観を共有できるメンバーで構成してます。そして、私たちは、一生懸命知恵と知識を絞って「数手先を見越した緻密な作戦を練って、それが成功すること」に最大の喜びを見出しています。
この理念・価値観を共有できないとチームとしてバラバラになってしまいますし、各々のパフォーマンスを十分に発揮することができなくなるからです。」

――たくさんの専門家がいて、心強いですね。

「3年前に、福岡市のインキュベート事業として認定され、百道にオフィスを持ちました。現在は赤坂と千早に事務所を構えています。僕は好奇心や知的欲求が強い。だから、お客様のご相談に対しても、『必ず何か解決策があるはずだ』と興味を持って取り組み、納得するまでやり遂げて、何らかの提案をさせていただいています。物事の解決策はひとつではありませんし、解決のための選択肢はいくつもあります。いくつもの選択肢を比較検討し、お客様と一緒に当該案件における「最良の選択肢」を考えていきます。
これからは、サービスの形を成熟させていきたいと思っています。関わっている専門家たちが、お客様に対して一貫性のとれたコンサルサービスができることが大切ですから。『経営の困った』に対して、『その手があったか!』という絶妙な一手を打って、経営の攻めも守りも支える。プロとして、無駄のない経営戦略の構築をお手伝いできるよう、さらに上を目指していきたいですね」

 

 

 

氏名 神門 拓(こうど たく)
会社名・団体名 ㈱プロフェッショナルパートナーズ
所在地

〒810-0023 福岡市中央区警固1-13-15-706
TEL092-775-1605 FAX092-515-3976

関連ホームページ http://professional-partners.net/
 
 
 
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 インタビューを終えて
「神門 拓」考

 

有限会社ビズキューブ 清水 洋一

 なかなかお目にかかれない、型破りな存在だ。頭は抜群にいいし、行動力もある。どうしたら、こんな風に成長するのか、不思議で仕方ない。しかし、神門くんの考え方は的を得ている。だから、選択にも迷いがないよう。選択にもしっかりしたロジックがあるし、説得力もある。彼のウィークポイントはどこにあるのか、知りたいくらいだ。
何かを作り上げることは、好きらしい。子どもの頃、秘密基地を作り、わなを仕掛け、ミッションを遂行していたとか。そんな遊びを作っていくプロセスは、ビジネスを組み立てていくことと似ているのかもしれない。罠が成功するためには、動きの予測と適切な仕掛けが必要。ビジネスが成功するためには、財務だけでなく、人も、仕組みも必要。もちろんビジネスは遊びではないが、成功するための問題点を、好奇心の赴くままに探り、様々な角度から分析し、情報を集め、人を巻き込みながら遂行する。そのプロセスを、神門くん自身が楽しんでいるからこそ、最良の提案ができているのかもしれない。
彼の自由さは、家庭では大変らしい。2歳のパパでありながら、好き放題動いているそうで、奥さんのママ友からの株価は最安値を更新中とか(笑)仮にそうであっても、彼は生き方を変えないだろう。まだ30代。これからの活躍が楽しみな逸材だ。

 
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